国内利用者8,600万人に上る無料通信アプリLINE利用者の個人情報に中国の関連会社からのアクセス可能だったことが分かったと今朝の朝日新聞が伝えている
厳重な管理が求められる個人情報をめぐり危うい実態の一端が明らかになった形
中国の関連会社は
元々LINEの開発に関わっていた会社
システム開発を全部中国人スタッフに任せていた
個人情報が見ようと思えば見れる状態
背景には
日本には人材がいない
IT技術者不足
LINEは東日本大震災が一つのきっかけで生まれた通信アプリ
この10年で広まった
社会インフラの位置付けにまで成長
LINEは人工知能などの開発を上海の関連会社に委託していた
関連会社の中国人スタッフ4人がシステム開発の過程で日本のサーバーのトークの書き込み他利用者の名前、電話番号、メールアドレス、ID全てアクセス出来る状況になっていた
32回も日本のサーバーにアクセス
LINEは日本には十分な人材がいないという
監視業務も大連の中国企業に再委託
人材、コストから中国に頼らざるを得ない
今後も危うい状態が続くことになる
LINEは日本やアジアではポピュラーだが、欧米ではSignalの利用者が急増
メッセージは暗号化され安全らしい
最後に元技術系国家公務員さんの話
技術者軽視、職人蔑視、学者嫌いが蔓延
日本の発展に大切な技術力とそれを育てる環境を軽視する日本の指導者に幻滅
日本の現状を浮き彫りにした事象
自分のLINEの内容が覗き見されているかもしれないと思うと余り良い気はしないですね